中小企業のための健康経営入門 第18回「健康経営のメリット/従業員のメリット」
- 康彦 和田
- 2024年4月1日
- 読了時間: 2分
みなさまこんにちは。健康経営エキスパートアドバイザーの和田康彦です。
中小企業のための健康経営入門、今回のテーマは「健康経営のメリット/従業員のメリット」についてです。

☛今回のポイント
① 従業員自身の健康が増進する
・例えば、血圧が高く、メタボリックシンドローム該当者が多いという課題をもった製造業では、ランチを健康的な弁当に変え、ランチの時間帯に食事やお酒の飲み方、運動を続けるコツなどを共有するセミナーなどを開催。この取り組みを10週間続けた結果、7割以上の従業員の内臓脂肪面積が減少したという事例も報告されている。
・中小企業は規模が小さく、経営者の想いや取り組みが浸透しやすく、皆で実践したことが意識啓発や取り組みの継続につながりやすい。
② 従業員のワークライフバランスを高め、自己実現につながる。
・自身の健康に対する意識が上がった従業員は、仕事のやり方を工夫したり、残業を減らして趣味や家庭での時間を増やす人が少なくない。
・働き盛り世代の健康は、職場での働き方や日常の生活習慣に影響を受けることから、健康づくりに意識的に取り組むことは働き方や日常生活の見直しにも直結する。また、生活習慣や健康状態を改善できると自己効力感が上がり、次のアクションにもつながりやすくなる。
以上、今回は「健康経営のメリット/従業員のメリット」について解説させていただきました。
あなたの会社でも健康経営を始めてみませんか。健康経営エキスパートアドバイザーの和田康彦が伴走・サポートさせていただきます。
出典:東京商工会議所



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