健康経営には「従業員のモチベーションを高める」効果があります。
- 康彦 和田
- 2024年5月22日
- 読了時間: 2分
みなさまこんにちは。健康経営エキスパートアドバイザーの和田康彦です。
健康経営優良法人認定事務局が中小企業に勤務する20~60代を対象に実施した「 健康経営に関する企業の取り組み状況や効果に関する調査分析(2023年10~11月)」によると、約6割の従業員が健康経営に取り組んでいる企業で勤務することにメリットを感じており、具体的なメリットとして「自身のモチベーションの向上」を挙げる人が54.3%で最も多い結果となりました。
☛今回のポイント
① 健康経営は従業員のモチベーションを高める!
全国の中小企業に勤務する20~60代を対象にした調査では、約6割の従業員が健康経営のメリットを感じており、具体的なメリットとして2人に1人が「モチベーションの向上」をあげています。

② 健康経営で「有休がとりやすくなった」「残業が減った」
全国の中小企業に勤務する20~60代を対象にした調査では、健康経営に取り組む企業に勤務するメリットとして「有休がとりやすくなった」「残業が減った」「育児や介護への理解度が増した」などの声が聞かれました。健康経営が働き方の多様化に貢献していることがわかります。
③ 健康経営に取り組む企業で働きたい、5割以上!
全国の中小企業に勤務する20~60代を対象にした調査では、「健康経営に取り組む企業で働きたい」と答えた人が5割以上という結果に。健康経営は企業の差別化戦略としても有効であり、人材採用面でもメリットがあります。

④ 健康経営で働く環境は向上し、従業員のエンゲージメントも向上する!
従業員は自分たちの会社の働く環境を良くしたいと思っています。経営者と従業員が一丸となって健康経営に取り組むことで、従業員のエンゲージメントは高まり、その結果、生産性が高まり、人材採用にも良い効果をもたらします
今回の調査では、健康経営優良法人認定を取得している企業は、従業員のモチベーションアップに加え、人材獲得も進展するなど、本業のビジネスにもいい影響が出ていることがわかりました。
健康経営は、企業にも従業員にも大きなメリットをもたらします。健康経営の担当者は、経営者と従業員の両者にそれぞれのメリットを訴え続け、自分たちの働く環境をもっとよくしていきたいと考える従業員の共感を広げていきましょう。
あなたの会社でも健康経営を始めてみませんか。健康経営エキスパートアドバイザーの和田康彦が伴走・サポートさせていただきます。
出典:日本経済新聞2024年5月21日朝刊



コメント