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健康経営の具体的取り組み⑤ 職場を活性化させる方法

  • 康彦 和田
  • 2024年5月24日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年6月24日

みなさまこんにちは。健康経営エキスパートアドバイザーの和田康彦です。

中小企業のための健康経営の具体的な取り組み、今回のテーマは「職場の活性化させる方法」についてです。



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☛今回のポイント

 

①    「活性化された職場」とは

 

・「活性化された職場」とは、従業員が明るく、やりがいをもっていきいきと働けている状態である。

逆に、「活性度の低い職場」は、雰囲気が暗く、社内コミュニケーションが活発でないため、必要な情報共有が滞り、業務の非効率やミスが生じやすい状態である。

 

②    職場を活性化する方法① 経営理念やビジョンを共有する

 

・自分の会社が何のために存在し、社会に対してどのような貢献をしたいのか。自社の経営理念・ビジョン・ミッション・バリューを理解することで、従業員一人一人が使命感を持ち、細かく指示を仰がなくても主体的に働けるようになる。

 

③    職場を活性化する方法② モチベーションを高める

 

・モチベーションとは、従業員に内在するやる気・士気のこと。「モチベーションが高い状態」とは、会社と従業員の目指す成長ベクトルが同じ方向を向いていること、そして、従業員が自らの役割を理解して、仕事に対して「やらされ感」からではなく、能動的に取り組めている状態である。

 

④    職場を活性化させる方法③ 円滑なコミュニケーションを図る

 

・従業員間のコミュニケーションを促す場や手段を適切に提供することが重要である。コミュニケーションが活発になれば、部署や年代を超えたフラットな関係性のもとに情報共有が図られ、新たなアイデアや問題解決に向けた取り組みが自然に創発される可能性が広がる。

 

・円滑なコミュニケーションを図るために組織として真っ先に取り組めることは、上司と部下との定期面談がある。面談には、

1.      会社の経営理念や目標を個々の従業員のレベルに合わせて細分化して伝えることで、従業員が自らの使命や役割を理解し、目標達成に向けて業務遂行できるようになる。

2.      面談を通じて良好な関係を構築することで、日常においても部下が上司に質問や相談をしやすくなるため、結果的に業務効率が上がり、ミスの低減にもつながる。上司も折々に声をかけやすくなり、部下の悩みや不調に早期に気づくことができる。

 

・面談では、直属の上司と部下の縦方向だけでなく、隣の部署の部長との「斜め面談」などずらした形で実施するのも有効である。

 

・面談において留意したいことは「心理的安全性」の確保である。自分が気づいたことや感じていることを率直に発言しても、拒絶されたり、罰せられたりする心配がないことを基本的ルールとして明示しておきましょう。

 

以上、今回は「職場を活性化する方法」について解説させていただきました。


あなたの会社でも健康経営を始めてみませんか。健康経営エキスパートアドバイザーの和田康彦が伴走・サポートさせていただきます。





出典:東京商工会議所







 
 
 

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